2017年05月05日

5月5日

団長として臨ませて頂いたアフリカ貿易・投資促進官民合同ミッション終了。解団式をさせて頂きました。
改めて日本の多くの企業の皆様にモロッコ、ナイジェリアをはじめ決して平坦ではないビジネス環境のアフリカに関心そしてビジネスを展開頂くことは、わが国の国益にも大きく資することであり、改めてその重要性を実感致しました。
民間側の団長をお務め頂いた桑原昌宏東京UFJ銀行常務執行役員欧州本部長をはじめ、商社、保険、各種メーカーなど、ご参加頂いた皆様に団長として心から感謝申し上げます。

ナイジェリアの首都アブジャを発ち、再びロンドンへ。朝6時にホテルを出まして、空港に向かいます。昨日の朝4時に着きましたので、滞在26時間。
海外で時間に余裕があれば地元のマーケットなど歩いてみたい、などとお話ししますが、この国の治安はとてもそれを許さず、散策はおろか移動は全て武装警察が同乗して防弾車、外を歩くことすらできませんでした。
アフリカ最大の1億8000万の人口を抱え、石油収入もある国ですが、都市部の一般犯罪に加え、北部では国際的にもその悪名が知られるボコハラムによるテロなど、治安の問題をどう解決するか、それがこの国の最大の命題です。(そのため現状ではJICAボランティアもは入れません。)
面会した大臣や政府関係者は全員、治安対策の努力を強調します。確かにこれが具体的に目に見えて進展すれば、極めて有望かつ力強いマーケットになります。
政治的にも微妙な問題も山積していますが、そのような中、日本大使館のスタッフもこの厳しい環境の中で政府とも強い関係を築き、努力しています。改めて頑張りに敬意を表します。
野球のオコエ選手、タレントのボビーオロゴンさんなどナイジェリアゆかりの日本で活躍する人達も少なくありません。その意味では日本人にとってアフリカの一つのゲートウェイになり得る国です。
せっかくのご縁ですので、日ナイジェリア関係の発展のため、引き続き努力して参ります。

ロンドン経由で今回3度目のパリに。もう夜の9時半過ぎですが、まだ明るいのが緯度の高さを感じます。
これからジブチへ。今日から機中3連泊。気合いで頑張ります。
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2017年05月04日

5月4日

ナイジェリアの首都アブジャでの一日。投資セミナーや懇親会に加え、午後からは官庁街を廻り、財務大臣を始めとする各大臣の面会が続きます。
日本への投資の高さへの関心と、治安や投資環境を含め自己改革の取り組みも感じることができました。その取り組みが現場レベルまでしっかり伝わるよう引き続き働きかけて参ります。
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2017年05月03日

5月3日

モロッコでの最後の行事。投資セミナーでのごあいさつ。改めて関心の高さが伺えるとともに、日本とのつながりの深い企業や団体の多さも実感します。

出発までの時間でラバトの街へ。アフリカとアラブの混じり合う、魅力的な雰囲気でした。
宮崎と緯度が近く、フェニックス、ブーゲンビリア、ジャカランダ、ダチュラといった日南海岸でなじみの花々が。空も抜けるように青く、清潔感にあふれる街並み。人柄も穏やかで、地中海気候の大らかさを感じました。
今回は首都のラバトだけでマラケシュにもカサブランカにも行けなかったので、またいつかゆっくり来てみたいと思います。
これから2度目のパリへ。そこからロンドンに。そしてナイジェリアのアブジャに向かいます。

パリからロンドンを経由して、ナイジェリアの首都のアブジャへ。中途半端な夜行便で現地は朝の4時過ぎ。真っ暗です。
昨日は憲法記念日でした。憲法のあり方を考えるべき日でありますが、今日の安倍総理の「公開憲法フォーラム」での挨拶は、安倍総理のお考えの深さを感じるとともに、私たち宏池会としては、新たな立ち位置を改めて思料する必要性を実感しました。
安倍総理はこの中で「9条1項、2項を残しつつ自衛隊を明文に書き込むという考え方、これは、国民的な議論に値するのだろう、と思います。」と述べています。
これは連立与党の公明党の主張して来た「加憲」の考え方といえますが、私たち宏池会も一昨年の河口湖での夏期セミナーで岸田会長が「この憲法を愛する」と述べております。まさにこの9条1項、2項の維持はそれらと軌を一にするものと考えます。
憲法の議論は国民の皆様の広範な合意は不可欠であり、普段の政治的バッテイングとは別次元での議論が必要であり、少なくともとも野党第一党である民進党の同意は必要です。
その意味で、今日の安倍総理のスピーチはその大きくウイングを広げ、憲法改正への強い思いを感じさせるものでした。
岸田会長も常に現実を見つめるというお話をされます。憲法は変えることが目的でも、変えないことが目的でもありません。
押し付け憲法だから変えねば、という意見もありますが、70年現行憲法下でわが国は発展して来ました。気持ちは分からなくはないですが、もはや生い立ちを以て是非を論じるのは、あまり生産的とはいえないと私は思います。
憲法は国民主権のわが国において、国民の皆様が私達立法府のあり方を規定するものであり、繰り返しになりますが、広範な納得感を得ることが必要です。
その意味では自衛隊への国民の皆様の高い支持と信頼、そして現行の9条への賛否が拮抗する現状を考えれば、この総理の述べられた"落としどころ"はこれ以上はないものだと感じます。
安倍政権が5年を超える長期政権で、なお以て国民の皆様から高い支持率を得ているのは、このような竹のような"しなやかさ"があるからだろうと思います。
安倍総理は就任当初は右翼的だなどといわれることもありましたが、実際の政策判断、政治判断は極めて現実的です。
今回の憲法改正についての発言も、いわゆる産経新聞的な立場を支持する方々からすれば意見もあるところでしょう。しかし、それは現在の政治的な力、過去の政治的立ち位置からみても安倍総理の発言なればこそ、"収められる"ものなのだろうと思います。
逆も然りです。「日米同盟」という言葉の初出は当時もリベラルとして知られたわが宏池会の大平正芳総理でした。
いわば振り子の反対側から力を加えればこそ、収まるところに収まる。まさに政治の力学です。安倍総理の深い思慮をみた気が致します。
これを機に、イデオロギーを超えた、国民広範に納得感のある議論が進むことを願います。その上で、私たち宏池会はそれを踏まえた上で憲法にどう向き合うか、また仲間の皆さんの議論を深めて参りたいと思います。
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