従って、アンカレッジ市内を走り廻り、観光の要素は全くないのですが、唯一見たのがキャプテンクックの像。ここがかつて大いなる冒険の先にあったことを感じます。クックの視線の先にはアラスカ最高峰マッキンレー山があるのですが、今日は曇天で見えません。時代は異にしますが、同じ探検家の植村直巳さんが眠っている場所です。
当然動物など見れず、地元のコーヒーショップのエンブレムに白熊を感じる程度です。
駅にアラスカ鉄道が止まっていました。クルーズからの乗客で大にぎわい。いつかこの列車に乗ってフェアバンクスにいって、オーロラでも眺めたいものです。
アラスカ日程。ウォーカー アラスカ州知事、ベルコウィッツ アンカレッジ市長、アラスカ大学長、米軍アラスカ基地参謀長、日アラスカのビジネスに関わる皆さん、日本人コミュニティの皆さんなどと相次いで意見交換。
北朝鮮への対処なども含めた軍事的な連携の重要性、またLNG液化天然ガスの将来性、直行便の復活による観光需要の掘り起こしなど、多くのご意見を頂きました。またアラスカ大学では茶の湯体験などもさせて頂き、日本の文化や日本語への関心の高さも実感しました。
このような日本への熱い想い。豊かな資源と美味しい海産物。アラスカ州内8都市が日本と姉妹都市関係にあります。様々なチャネルでの連携を引き続き深めて参りますし、今後もアラスカの応援団として活動して参りたいと思います。
アンカレッジの佐藤領事事務所長をはじめ皆様に大変お世話になりました。これから夜行便(時差の関係で実際は約6時間)でシカゴに戻り、ここからカナダの首都オタワに向かいます。
アラスカのアンカレッジから6時間の夜行便という中途半端な便でシカゴに。さらに乗り換えて緑の美しいオタワの街へ。まず外務省にて女性活躍推進議連を立ち上げた下院議員と面会、その後大使公邸を訪問。森の中に抱かれたような見事なお庭の素晴らしい場所でした。
門司健次郎大使は「酒サムライ」の称号を持つ日本酒のスペシャリスト。また漫画にも造詣が深く、ご子息は『少年ジャンプ』の編集者とのこと。こだわりと知識の深さにただただ驚くばかりでした。
明日も引き続きオタワ日程です。