北朝鮮がICBM級の弾道ミサイルを発射したことは許しがたく、この件への問題意識共有に最も多くの時間を割きました。しかしやはり北米中南米では地理的にも遠く肌感覚として難しい部分もあります。それをどう伝えてえいくか、私たちの役割が試されます。
これからオーランド経由でパナマに向かいます。宮崎は「まつりえれこっちゃ宮崎」。今年は参加できず、申し訳ありません。
オタワから乗り換えのため、フロリダのオーランドに。オタワで既にアメリカの入国手続きをするという変則的な仕組み。実質的にはアメリカの国内線に近い感覚です。
このオーランド。ケネディ宇宙センター、ディズニーランドを擁する観光地ですが、5時間という微妙な乗り継ぎ時間のため、外にも出られず。
パナマ行きのコパ航空はラウンジもないので、空港内のNASAのアンテナショップなどを見て行ったつもりに。
パナマに到着。夜9時過ぎになりましたが、早速遠藤大使から現地情勢のブリーフィング。
運河のみならず地域のハブ(中心機能)を果たせという国家方針、経済情勢などについて説明を受けます。確かにコパ航空もラ米(ラテンアメリカ地域)にかなり厚いネットワークを持っていることに驚きました。
また、台湾との国交断絶及び中国との国交樹立の経緯、下水道整備など日本のインフラ貢献、便宜置籍船(いわゆる「パナマ船籍」の船舶)の問題、ベネズエラ問題も含めた昨今の近隣諸国情勢など幅広く意見交換。
明日はパナマ運河の視察を行います。