2017年07月17日

7月17日

ボリビアのサンタクルスに着きました。いきなりロストバゲッジ(荷物が届かない)が発生。マイアミにあることが発覚しましたので、リカバリーの手続きをして空港を出発。南米らしい雄大な朝焼けに迎えられました。
これから約2時間半車で走り、一路日本人移住地へ。移民の皆さんとの意見交換から日程スタートです。

沖縄の皆さんが開拓された「オキナワ入植地」へ。これから意見交換、慰霊碑献花、資料館や病院や学校見学など。

ボリビアの2大日本人入植地であるサンファン、オキナワ両入植地へ。サンファンは主に長崎や熊本から炭鉱の斜陽化に伴い移住された方々が、オキナワはまさにその名の通り、沖縄県の皆さんの移住地です。
それぞれ暖かい歓迎を頂き、意見交換、慰霊碑献花、病院、高齢者福祉施設、学校などの視察を行いました。一部に当時の原生林が残されていましたが、鬱蒼としたジャングルをここまで開拓し、多くの産業を興し、特に鶏卵などは国内シェアのトップを誇る生産がされております。
慰霊碑に刻まれたお名前と享年から、特に入植当初、若くして亡くなった方が多くおられることが分かります。医療体制も貧弱で開拓作業時のケガがもとで亡くなる方も多かったとのこと。
多くの先人の努力が、いまのこのコミュニティを創っていることを実感。また、ブラジル、メキシコ、エクアドルなど南米で移民の皆様とお会いして来ましたが、本当にそれぞれ歩みが違うのだなということも実感。
これから一路、首都のラパスに向かいます。
posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする