私達はトランジット3時間。ザンビアに向かいます。空港内の移動だけで約30分。とにかくドバイの空港は広いです。
ソマリアのひたすら続く土漠の上空を南へ向かいます。5月にはロンドンでソマリア復興の会議に出席しましたが、まだまだ復興への道は長く険しいものがあります。まだ外務省の発出する海外危険情報も国全域で4のまま。厳しさはまだ変わりません。
アフリカの国々の果てしない地平線を空から眺めますと、厳格な国境管理の物理的な厳しさ、また混乱に乗じて介在するテロリスト集団を排除することの難しさなどを実感します。
しかし、アフリカのエネルギッシュなパワーと50年経っても人口が増加するといわれる若い人口構成は、いずれ世界の中で、大きな役割を担うときが来ます。
そのときのために、わが国としてアフリカといかに向き合うか、そのようなことを考えながら、今回の公務に臨んで参ります。
円形の畑が印象的な美しい風景の中、ザンビアの首都ルサカに。ゴミなどもなく清潔感あふれる雰囲気。
早速空港から直行しカラバ外務大臣と会談。冒頭テタテ(外交用語でいわゆる"サシ"で)の後、大使なども含めての会談に。日程のスタートです。