2017年05月02日

5月2日

パリのシャルルドゴール空港からのエールフランス便は離陸を直前に断念し、一度ピットに入り整備をやり直すトラブルで約1時間半遅れて出発。整備士が大声でやり取りしているのですが、フランス語なので何一つ分からず、逆に肚(はら)が座ります。
しかしようやく飛んでからは快適で、美しく広がる農地と地中海を抜けて、一路モロッコの首都ラバトへ。実に美しく爽やかな風の吹き抜ける街です。広い空とフェニックスの並木は宮崎とどこか似た雰囲気です。
これから首相や大臣との会談、そして40人ほどの企業の皆さんが参加するビジネスミッションの団長として会議やレセプションに臨みます。

ラバトでの日程がスタート。オトマニ首相をはじめとする経済関係の大臣との会談、団長を務める経済ミッションの皆さんと大臣との意見交換。レセプションでのスピーチなど。
モロッコ政府の日本への期待と、企業側の熱意。繋げていくのも私達の役割です。明日も引き続き頑張ります。

1日目の行程を終え、大使館や随行の皆さんと食事会。海辺のレストラン。トラムが夜景を彩り、料理もかつてポルトガルで食べたものに似ているスペイン風の料理。まるでヨーロッパの箱庭にいるようです。
しかし向かい側のムハンマド5世の霊廟である「ハッサンの塔」からは、礼拝の祈りが爽やかな風に乗せて届き、ここがイスラムの国であることを感じさせます。
さて、このお店をチョイスしてくれたことも含め、このモロッコ大使館でいろいろお世話になっているスタッフの牧薗さん。
宮崎出身ということで、もしやと思って聞いてみましたら、やはり。私が高校のときの国語の牧薗先生(最後は清武の「みなみの風支援学校」の校長先生で退職され、いまは再任用で別の県立高校で教えておられます)の娘さんでした。
宮崎大学へのモロッコからの留学生との関係からこの国のファンになって、名古屋の大学院の博士課程に在籍しながら大使館で働いているとのこと。
いやいや、地球の裏側でびっくり。
posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする