国連大学で開催されたルアンダのジェノサイド(大量虐殺)のレセプション。
ルアンダではツチ族、フツ族の抗争の中、100日間で80万人が虐殺されるという未曾有の事態が起こりました。ラジオが民衆を扇動し大量虐殺に走らせたことが、かつてNHKスペシャルで取り上げられましたが、その恐怖には戦慄を覚えました。
その逆境から人材育成に注力し着実に発展するルアンダを支援する旨、ご挨拶で申し上げました。これからも政府あげて、また私個人としても応援して参ります。
宮崎に戻り、遠来のお客様との懇親会、その後打ち合わせ会など経て、ばったりあった旧い友達といつもの喫茶店。いつもの場所に座り、いつもの砂糖抜きのホットココア。
大した話はしていないのですが、こんなまったりした時間も大事だなと実感。
多くの出会い、多くの別れ、その中で私たちは歩んでいくのですが、また意外な場面で再会したり、ギリギリのところですれ違ったり、そんなことの積み重ねなのだな、などと思ったり。
喫茶店を出たところにあった、安くて美味しくて良く通ったインド料理の店。大きなガラスの前を歩くとネパール人のスタッフがいつも笑顔で大げさに腕を回して手を振ってくれました。
もうその店が閉まって数年。いまはラーメン屋さんになりました。
あのスタッフの皆んなはどうしてるのかな、国に帰ったのかな?などと思ったりします。ひょっとしたらいつかカトマンズの街角で会えるかもしれない。人生はすべからく一期一会。
雨のニシタチ。菜種梅雨。