2017年01月19日

1月19日

ニューデリーに到着。初のインドです。シン外務省担当大臣との会談、日本としても一大プロジェクトである当地での新幹線敷設についてコンサルタント、JICAの皆さんなどと意見交換など。
初めてインド参り、少しだけでもと市場など歩かせてもらいましたが、溢れる雑踏からパワーをもらいました。
道路は常に大渋滞して車はほぼクラクションを鳴らしながら走るものの、牛が歩いているとよけ、大いに敬意を払うのはヒンズー教の国ならでは。

インド建国の父、マハトマガンジーの最後まで住んでいた地に。ガンジーはここで瞑想と対話を繰り返していたのですが、まさにこの地で殺害されました。ガンジーが最後に歩いた足跡とともに歩み、終焉の地でしばし佇みました。
政治の道を歩む者として、そして昨年からの世界の動きの中で、ガンジーの非暴力主義、寛容な政治姿勢がいかに尊いものか、改めて実感しております。
この後も会談3件、日本人会の皆さんとの会食、と今回のインドでのメインである「ライシナ対話」に臨みます。

インドでの1日。昨日のシン大臣に引き続き、今朝からヤーダヴ印日議員フォーラム会長、ハーパー前カナダ首相、ハリス米太平洋軍司令官と引き続き会談。また午前中に日本のODA案件として注目の高いデリーメトロ、またお昼には在ニューデリー日本人会の皆さんとの意見交換。
そしてインド政府のある場所であるライシナの丘(日本でいえば霞ヶ関)にちなんだ「ライシナ対話」にてスピーチ。
様々な対話がある中、私が登場しますと水を打ったようになりました。もちろん私がというより日本の代表のスピーチということでの注目です。改めてわが国への注目と信頼の高さを実感致しました。
A4で12枚に及ぶ長い原稿の英語のスピーチでありましたが、秘書官が昨夜夜中まで練習に付き合ってくれて、何とか大過なく終わらせることができました。ホッと一息。
posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする