1月13日

メキシコの実質的な日程がスタートしました。カルロス・デ・ イカサ筆頭外務次官との会談、日本大使館において明日共同議長を務める日墨（「墨」がメキシコのこと）ビジネス対話の打ち合わせなど。夜は明日参加する在墨日本商工会議所の役員の皆さんと大使公邸で夕食を摂りながらの意見交換。来月からこちらの日本料理店で宮崎牛を扱うことなども話題に。
合間に市街地や国立人類学博物館などに。アステカ文明の遺跡や出土品などが良く整備され、極めて大規模で先住民国家であるという政府の姿勢を良く感じることができます。キリスト教にしても黒いイエスの像など土着の文化と融合した独特な雰囲気があり、興味深く見させて頂きました。
また明日も１日役割を果たして参ります。

メキシコは朝の７時過ぎです。今日は経済次官との会談、日本企業進出1000社記念式典（1000社目はJFEスチールの合弁企業）、そして夕方まで共同代表として日墨ビジネス対話の司会、夜は日系移民の皆さんの日墨協会との皆さんとの意見交換と続きます。
さて昨日のお昼。メキシコ料理のお店でウチワサボテンのスライスが。
かつて日南海岸にあった「サボテンハーブ園」でサボテンステーキやピカタを出しておりました。宮崎の方なら子供の頃に一度は食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
サボテンハーブ園が宮崎交通の施設として運営していた頃、当時私は広告宣伝課でしたのでカメラマンとメニューの写真を撮りに行ったり取材班を案内したりで結構食べておりました。
意外と水気のある、ほんのりとした苦み、あの頃の懐かしい思い出が蘇りました。
改めて初心を感じたところで今日も１日頑張ります。

1月11日

ベリーズでの1日。外務大臣他大臣との会談。安倍総理の繰り返しの訪問などカリブ諸国のわが国の重視の姿勢などを伝え、会談致しました。
またベリーズ政府の若手職員との意見交換、JICAの所長はじめ派遣ボランティアの方との懇談、また日南市出身の井上さんの経営する最高級品である海島綿（かいとうめん）の栽培現場や工場視察など。
かつてはベリーズシティが首都でしたが津波対策で首都が内陸部に移動したこともあり、長い移動の1日でもありました。明日は、日本の援助による資機材の引渡し式出席などののちメキシコに向かいます。

ベリーズ最終日の朝です。雷の予想を覆し、雲も徐々に抜け、晴れて来ました。カリブ海の朝日も美しく輝きます
今日は草の根無償資金供与による防災資機材の引渡し式など。夜にはメキシコに向かいます。

ベリーズでの最終日。草の根資金供与による防災資機材の引渡し式。3台の最新式の防災時の指揮車が提供されました。三菱ふそう製の最新式で高性能の車輌です。
ベリーズ政府からはカストロ運輸国家緊急事態管理大臣が出席。職員の皆さんの喜びのさまや、マスコミの取材などからもいかに期待の大きいものであったかが伺えました。
今後3台は警察、消防、緊急事態省に各1台ずつ配置されることになります。
合間で地元のマーケットや首都への移動の途中ではマヤ文明の遺跡なども訪ねることができました。改めて歴史の深い国であることを実感致しました。
観光も含め、改めて可能性も大変高いものがある国です。今後ぜひとも皆様にも注目して頂ければと思います。

1月10日

ベリーズ初日。早速に副首相からスタートした会談が続いています。会談後、同席して頂いたサラダンガニ名誉総領事 （ベリーズは日本大使館がない〈在ジャマイカ大使館が兼轄〉ため当地の有力者に名誉総領事をお願いしている）と会食。日本の立場に立ちご尽力頂いていることに謝意をお伝えします。
驚くのは皆さん若い。副首相は40歳、名誉総領事は38歳です。なかなか刺激になります。
当地は深夜ですのでこれから休みますが、時差をきちんと抜けるか、今夜が勝負どころです。