2016年10月13日

10月13日

お世話になっている日比谷公園松本楼の小坂 文乃さんとJASCA(一般社団法人 全国学生連携機構)の学生の皆さんが政務官室に来てくれました。
皆さんの思いからは、私達も刺激を頂きます。近隣諸国との関係は様々に課題はありますが、次の世代だから創造できる"知恵"も必ずあります。外務省志望の学生さんもいました。もちろん民間の立場も含めて、そんな熱い思いを持ち続けてそれぞれが日本の外交を背負ってくれることを祈ります。

夕方から夜の行程。外務省でのチリ大使の表敬の接受、スペイン大使館でのレセプション、天皇皇后両陛下、皇太子殿下ご夫妻をはじめとする皇族の皆様をお迎えしてのベルギー国王王妃訪日記念コンサート。皇后陛下作曲の曲が最後にサプライズで演奏され、盛り上がりました。
その後大学院時代の先生他との懇親会など。

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10月13日

新潟から東京に戻り、外務省で打ち合わせなど7時過ぎまで。その後会合2件。締めは同期のお祝いを旧知の記者さん達と。
その記者さん達との会話を宿舎に帰り改めて反芻。会社はしっかりとカラーのある社ですが、本人は至ってバランス感覚ある、というよりむしろ一般的なその社の"社論"とは逆の印象。"左右"問わず、意外とそういう方は少なくないです。
記者さんは記者さんでそのポジショントーク(ライト?)は、それなりに大変なのだろうと改めて感じます。
現場の記者さんとは分かりあっても、「すいませーん。上に手直しされました」などという話はままある話です。
ただ朝日新聞の従軍慰安婦報道などもそうでしたが、そのポジションにこだわれば、やはり報道として間違いを犯します。
自己のストーリーに拘泥したり、他者や特定の政党を過剰に攻撃することは、ごく限られたその主張を支持する人達や、物事が上手くいかないことを"メシのタネ"にしている人達には熱狂的に広がるかもしれませんが、その支持は大きく広がることはありません。
この国会をみていましても、やはり発言はいつの段階のものであっても、自分に対して時には刃となって戻ってくることを実感します。
北方領土、日韓交渉など外交の課題も山積です。岸田外務大臣は先日の広島のJCでの講演で「外交は勝ち負けではない」と言われました。
確かに勇ましくもなければ、100%満足とはいかないでしょう。しかしなればこそ政治であって、ポジショントークを超えられるのは政治家の政治的判断でしかないのです。
岸田外交は様々にそれを重ねてきました。そのような思いと意味をメディアの皆さん、特に外務省番の記者さん達(霞クラブといいますが)にもその思いをしっかり伝えていくこと、それも私の役割なのだ、それも改めて感じている次第です。

外交記録公開推進委員長という役職を預かっていることもあり、外務省飯倉公館隣の外交史料館を視察。
史学科であった私としては大学時代を思い出す懐かしい雰囲気。
資料は超一級で日本の降伏文書、横浜の「亀吉」という人に出した日本最古のパスポートなど興味深い収蔵物が多数。
小村寿太郎に関するものも多数。上京の際やお近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
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