鑑みれば今後50年の恒久施設をどう増やしていくか、改めてそれを考えながらの本県勢の応援です。来年は愛媛県で開催。
帰る前にソウルフードじゃじゃ麺を頂いて盛岡城址に。
この台座、好きな場所です。戦前はここに日露戦争で皇族を護り戦死したとされる藩主筋の南部利祥公の馬上像がありましたが、戦時の鉄分拠出で溶かされ、そのまま台座のみが残ります。
戊辰戦争での逆賊の汚名を注いだとして利祥公は高く評価されたとのことです。石川啄木も寝転んだ静かなこの場所で様々な歴史に思いを馳せます。
JR東日本さんに段取り頂き、気仙沼線の軌道敷を活用したバスであるBRTの視察に。
気仙沼駅では一ノ関からのJR列車と同じホームで接続するなど、運賃も含め鉄道とほぼ同じ機能が維持されています。また道路運送法の関係でバスの速度が60キロと制限される中でも、踏切で優先通行の信号を設置するなど鉄道と比較しても定時制も十分担保されています。
そして何より本数が2時間に1本程度が30分に1本程度に向上し、利用者にとっては好評のようです。
率直にいって予想以上の"品質"でした。もちろん鉄道特性のある路線はしっかり維持することはいうまでもありませんが、地域住民の皆さんにとって最良の方法をどう考えるか、かなり重要なヒントをもらいました。
また事務局長を務めている鉄道の勉強会でも視察を考えて参りたいと思います。
日曜日にも関わらずお世話になった皆様に、感謝申し上げます。