2016年06月10日

6月10日

梅雨の晴れ間の青空のもと、府中市の多磨霊園に。宏池会古賀誠名誉会長とともに毎年恒例の大平正芳先生の命日に合わせての墓参。保守本流に思いを馳せ、改めて様々なことを誓う、大事な1日です。

恵比寿にて。宮崎出身の演歌歌手 水木大介さんのラジオ「元気じゃろかい?宮崎!」の収録。
パーソナリティは水木さんとMRTラジオ「スクーピー」、私が宮崎交通の広告宣伝課時代に一緒に仕事をした 元明真由美さん。
水木さんの軽快なトークであっという間の時間でした。私も1年半ほど「たけい俊輔の直球勝負!」という番組をやっていたことがあります。
またやりたくなってきたなぁ...。
これから宮崎へ。

宮崎に戻り、国富町木脇でJA宮崎中央国富町の青年部の皆さんとの意見交換。
やはり地鶏とチキン南蛮。これが落ち着きます。
TPPもはじめ様々な課題を話しますが、いま農業者の皆さんの中で関心の的である産地パワーアップ事業について意見が多くあります。
比較的使途が自由ということで、JA宮崎中央管内で24億円の希望額がありましたが、4億円ほどしか採択されませんでした。確かに私の力不足も否定はしませんが、全国的に似たような傾向です。
そもそも制度設計の自由度が表向高く、取り敢えず出す、というものも少なくないこと、また農機具メーカーなども活用を勧めた一面もあります。
今後、補正予算に向けてしっかりお声を聞いて参ります。
さらに土地利用型、いわゆる露地農業を今後どうしていくのか。
畜産やビニールハウスの施設園芸などに比べる面積当たりの収入は概ね低く、また前出の産地パワーアップ事業でも特に露地農業の部分は厳しいものがありました。
農業を産業としてみたとき、効率化、高収益化という観点には沿わない部分も多く、いずれ農作物が工場で大量生産する時代でもなれば、ますます厳しいものがあります。
しかし総理も「息を呑むほど美しい田園風景を守る」とTPP参加表明の際の記者会見で述べましたが、まさに日本の景色を守り、水を守り、環境を保持するには露地農業は不可欠です。
田んぼも畑も放っておけば、2年もすれば竹林です。耕作放棄地が増えれば鳥獣害の増加も重なり、土地は加速度的に荒れていきます。
国富町でもある地区では50戸の露地農家で後継者がいるのは約1割。このままであればこの美しい土地がどうなってしまうのか。考えれば暗澹たる思いがあります。
露地農業を国民の皆さんの理解を得ながら、どう護るか。
難しくかつ遠大な課題ですが、土地を護る若い仲間とともに歩みながら、考えて参ります。

posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6月10日

梅雨の晴れ間の青空のもと、府中市の多磨霊園に。宏池会古賀誠名誉会長とともに毎年恒例の大平正芳先生の命日に合わせての墓参。保守本流に思いを馳せ、改めて様々なことを誓う、大事な1日です。

恵比寿にて。宮崎出身の演歌歌手 水木大介さんのラジオ「元気じゃろかい?宮崎!」の収録。
パーソナリティは水木さんとMRTラジオ「スクーピー」、私が宮崎交通の広告宣伝課時代に一緒に仕事をした 元明真由美さん。
水木さんの軽快なトークであっという間の時間でした。私も1年半ほど「たけい俊輔の直球勝負!」という番組をやっていたことがあります。
またやりたくなってきたなぁ...。
これから宮崎へ。

宮崎に戻り、国富町木脇でJA宮崎中央国富町の青年部の皆さんとの意見交換。
やはり地鶏とチキン南蛮。これが落ち着きます。
TPPもはじめ様々な課題を話しますが、いま農業者の皆さんの中で関心の的である産地パワーアップ事業について意見が多くあります。
比較的使途が自由ということで、JA宮崎中央管内で24億円の希望額がありましたが、4億円ほどしか採択されませんでした。確かに私の力不足も否定はしませんが、全国的に似たような傾向です。
そもそも制度設計の自由度が表向高く、取り敢えず出す、というものも少なくないこと、また農機具メーカーなども活用を勧めた一面もあります。
今後、補正予算に向けてしっかりお声を聞いて参ります。
さらに土地利用型、いわゆる露地農業を今後どうしていくのか。
畜産やビニールハウスの施設園芸などに比べる面積当たりの収入は概ね低く、また前出の産地パワーアップ事業でも特に露地農業の部分は厳しいものがありました。
農業を産業としてみたとき、効率化、高収益化という観点には沿わない部分も多く、いずれ農作物が工場で大量生産する時代でもなれば、ますます厳しいものがあります。
しかし総理も「息を呑むほど美しい田園風景を守る」とTPP参加表明の際の記者会見で述べましたが、まさに日本の景色を守り、水を守り、環境を保持するには露地農業は不可欠です。
田んぼも畑も放っておけば、2年もすれば竹林です。耕作放棄地が増えれば鳥獣害の増加も重なり、土地は加速度的に荒れていきます。
国富町でもある地区では50戸の露地農家で後継者がいるのは約1割。このままであればこの美しい土地がどうなってしまうのか。考えれば暗澹たる思いがあります。
露地農業を国民の皆さんの理解を得ながら、どう護るか。
難しくかつ遠大な課題ですが、土地を護る若い仲間とともに歩みながら、考えて参ります。

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