畜舎の隣接地に家を建てることが困難など農地法の課題がメインに。「農地法守って農家滅ぶでは本末転倒だ」と、厳しいお声も。
しっかり受け止めて取り組んで参ります。
自民党宮崎県連定期大会。茂木党選対委員長、河野県知事、新見公明党県本部代表、森永県農民連盟委員長を来賓に開催。
参議院選に向けた決起大会も。県選挙区の現職の松下参議の再選に加え、自公連立の勝利を目指して党を挙げて取り組んで参ります。
閉会後、地元の記者クラブからの要請で私達衆議院3名も選挙に向けた報道用の写真撮影会。
今回の写真が使われるのか、また撮り直しになるのか。写真の有効期限は3ヶ月とのこと。
一路都城へ。都城志布志道路の決起大会に河野県知事、古川代議士他と。司会は 木佐貫 ひとみさん。
非常に乗数効果の高いとされる道路で、南九州の発展には不可欠な存在です。引き続き取り組んで参ります。
最後の決議採択のときの、「道」の文字を全員で掲げたシーンは圧巻。
宮崎に戻り、懇親会や前向きな打ち合わせ。その後観光関係者と意見交換。
民泊の議論の状況を説明し、議論しました。
現在、営業日数を年間180日以下とする点などが大きな焦点になっています。
しかし私は日数の問題以上に「そもそも論に立ち還る」ことが重要であると考えます。
宿泊施設が不足することへの対応だったはずが、いつの間にか不動産業の収益性や投資の回収が困難になるなどという議論になっています。
新婚旅行ブームから急落した経験を持つ宮崎で観光に従事した経験から、観光客がいかに"水モノ"であることを実感しています。
すなわち民泊はあくまでも旅館ホテルの不足をフォローするための代替措置であり、観光客が減り旅館ホテルの客室に余剰が生じたときは削減できる仕組みが必要です。
軽井沢バス事故をみても、一度参入を認めた事業者を退出させることは並大抵のことでは難しいのです。しっかりとしたハードルを立てておく必要があります。
そうしなければ、民泊栄えて旅館ホテルは立ちゆかない、ということにもなりかねませんし、それが本当に日本のためになるのか、地方創生になるのか、その議論をしないまま日数の議論のみに終始するのは危険であると考えています。
ちょうど帰宅しますと、NHKで『欲望の資本主義 〜ルールが変わるとき〜』を放送しておりました。
テクノロジーの中で変わることは多くあります。しかし、様々に勃興する欲望から何を守り、何を次代に遺すか。
原点、そして"そもそも論"を大事にしながら、多勢に無勢感の中ですが、勇気を持って議論を続けて参ります。