2016年05月27日

5月27日

今朝は震災復興特別委員会の代理出席から、たばこ議連に。
いわゆる受動喫煙防止法案について。分煙社会の実現と、分煙設備導入への補助制度などについて。
たばこ税の収入が約2兆円あることも踏まえ、丁寧な議論になることを求めて参ります。

党青年局の勉強会。今日は小里貞利元震災対策担当大臣がゲスト。85歳のいまも矍鑠とされるお姿。
阪神淡路大震災の復興に最前線で取り組まれた思いを伺います。
若い議員へのメッセージも多く伺いました。しっかり受け止めて参ります。

オバマ大統領の広島訪問。一つ戦後が終わった気がします。スピーチは日本だけでなく韓国にも言及した、本当によく考えられたものであったと思います。
「謝れって言うより もっと大事なことがある。オバマ大統領が慰霊碑を拝んで、資料館を見て、その時の気持ちを米国に戻って皆んなに伝えて欲しい。私一人が喋るよりもっと大きな力がある」
被爆者で米国在住ですの笹森恵子さんの言葉、極めて重いものがあります。
日本は唯一の被爆国です。そこに米国大統領が訪問し、慰霊した。これはわが国のみならず世界の歴史に永く刻まれます。
いま日本でも主要政党の一つの代表が核武装議論に言及するなど、不見識極まりない一部の残念な流れもあります。当事者の声が聞きづらくなる中、風化も急速に進んでいます。そのような中でのオバマ大統領の広島訪問は本当に価値の高いものです。
しかしオバマ大統領が言うように、これは「勇気を持って追及していかなければならないこと」であります。不戦、非核の思いを世界に伝えていく、これはオバマ大統領のみならずわが国の役割でもあります。
その意味では改めてわが国の立ち位置を国民全体で再確認できましたし、私も立法府の末席を担う者として、それを使命として参ります。
今回の広島訪問は岸田外務大臣の存在抜きにはあり得なかったと思います。岸田外務大臣はわが国に一つの歴史を紡ぎました。
この成果は3年半余りに渡る岸田外交の一つの集大成であろうと思います。
この思いを胸に、宏池会も前に進まなければなりません。
改めてその思いも強くしております。
posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする