2016年05月24日

5月24日

今朝も8時からの規制改革の会議から。
シェアリングエコノミーについて、タクシーと民泊についての社会摩擦が大きくありますが、それについて保険等の活用と民間団体の自主ルールを基本という表現について激しい議論。
私からは民泊はあくまでもホテル旅館逼迫への対応と地域の活性化というそもそもの問題意識と議論の開始の原点を見失わないように強く申し入れ。

午前中から新宿へ。新たにオープンしたバスターミナル「新宿バスタ」の視察、そして新宿みやざき館「KONNE」で丸山 裕太郎所長との意見交換。
パスタの規模感と外国人接遇の充実ぶりには時代の変化を感じます。また多様な予約システムをあえて統合せず運用するなど、現状に柔軟に対応していることを実感。
「KONNE」については、現在今後のあり方の検討がされています。しかしバスタをはじめこの場所の進展は目覚ましく、変えがたい場所であるとは私は思います。
今後の議論の行方を見守り、またサポートして参ります。

事務局をしています鉄道政策の勉強会。新メンバーも加え、本格的な内容に。
整備新幹線の枠組み、経済効果、並行在来線の課題などを鉄道局、JR各社などと意見交換。
新幹線が地域を変える効果を実感しますが、まだまだ宮崎には縁遠い話題です。
まずは日豊本線の高速化など地道な取り組みを一つずつ。

今日の本会議でヘイトスピーチの解消のための対処を定めた法律が可決されました。
法律ではヘイトスピーチを「公然と、生命や身体、自由や財産などに危害を加えることを告知したり、著しく侮辱したりするなど、日本以外の国や地域の出身者を地域社会から排除することを扇動する不当な差別的言動」と定義。相談、紛争防止、啓発などを定めたものです。
罰則がない、日本人へのヘイトスピーチなどなどとネットを中心に反対される方がおられますが、数多アップされている動画を見ますと、戦慄が走りますし、このような悪口雑言を言い立てるデモに国旗が並ぶことは本当に残念な思いがしました。少なくともこのような行為は"美しい日本"、"とにかく日本が好き"と標榜することと正反対にあると私は思います。
今回、法律で初めてヘイトスピーチを定めることになりました。確かに罰則はありませんが、立法府として"あるべきことではない"ことを示したことは大きな一歩です。
今後、この意志がその行為者に届き、根絶されることを心から祈っております。
posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする