2016年05月28日

5月28日

宮崎に戻り、国富町での畜産農家の皆さんとのミニ集会から。雨で肌寒い中ですが活発な議論に。
畜舎の隣接地に家を建てることが困難など農地法の課題がメインに。「農地法守って農家滅ぶでは本末転倒だ」と、厳しいお声も。
しっかり受け止めて取り組んで参ります。

自民党宮崎県連定期大会。茂木党選対委員長、河野県知事、新見公明党県本部代表、森永県農民連盟委員長を来賓に開催。
参議院選に向けた決起大会も。県選挙区の現職の松下参議の再選に加え、自公連立の勝利を目指して党を挙げて取り組んで参ります。
閉会後、地元の記者クラブからの要請で私達衆議院3名も選挙に向けた報道用の写真撮影会。
今回の写真が使われるのか、また撮り直しになるのか。写真の有効期限は3ヶ月とのこと。

一路都城へ。都城志布志道路の決起大会に河野県知事、古川代議士他と。司会は 木佐貫 ひとみさん。
非常に乗数効果の高いとされる道路で、南九州の発展には不可欠な存在です。引き続き取り組んで参ります。
最後の決議採択のときの、「道」の文字を全員で掲げたシーンは圧巻。

宮崎に戻り、懇親会や前向きな打ち合わせ。その後観光関係者と意見交換。
民泊の議論の状況を説明し、議論しました。
現在、営業日数を年間180日以下とする点などが大きな焦点になっています。
しかし私は日数の問題以上に「そもそも論に立ち還る」ことが重要であると考えます。
宿泊施設が不足することへの対応だったはずが、いつの間にか不動産業の収益性や投資の回収が困難になるなどという議論になっています。
新婚旅行ブームから急落した経験を持つ宮崎で観光に従事した経験から、観光客がいかに"水モノ"であることを実感しています。
すなわち民泊はあくまでも旅館ホテルの不足をフォローするための代替措置であり、観光客が減り旅館ホテルの客室に余剰が生じたときは削減できる仕組みが必要です。
軽井沢バス事故をみても、一度参入を認めた事業者を退出させることは並大抵のことでは難しいのです。しっかりとしたハードルを立てておく必要があります。
そうしなければ、民泊栄えて旅館ホテルは立ちゆかない、ということにもなりかねませんし、それが本当に日本のためになるのか、地方創生になるのか、その議論をしないまま日数の議論のみに終始するのは危険であると考えています。
ちょうど帰宅しますと、NHKで『欲望の資本主義 〜ルールが変わるとき〜』を放送しておりました。
テクノロジーの中で変わることは多くあります。しかし、様々に勃興する欲望から何を守り、何を次代に遺すか。
原点、そして"そもそも論"を大事にしながら、多勢に無勢感の中ですが、勇気を持って議論を続けて参ります。
posted by たけい俊輔 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

5月27日

今朝は震災復興特別委員会の代理出席から、たばこ議連に。
いわゆる受動喫煙防止法案について。分煙社会の実現と、分煙設備導入への補助制度などについて。
たばこ税の収入が約2兆円あることも踏まえ、丁寧な議論になることを求めて参ります。

党青年局の勉強会。今日は小里貞利元震災対策担当大臣がゲスト。85歳のいまも矍鑠とされるお姿。
阪神淡路大震災の復興に最前線で取り組まれた思いを伺います。
若い議員へのメッセージも多く伺いました。しっかり受け止めて参ります。

オバマ大統領の広島訪問。一つ戦後が終わった気がします。スピーチは日本だけでなく韓国にも言及した、本当によく考えられたものであったと思います。
「謝れって言うより もっと大事なことがある。オバマ大統領が慰霊碑を拝んで、資料館を見て、その時の気持ちを米国に戻って皆んなに伝えて欲しい。私一人が喋るよりもっと大きな力がある」
被爆者で米国在住ですの笹森恵子さんの言葉、極めて重いものがあります。
日本は唯一の被爆国です。そこに米国大統領が訪問し、慰霊した。これはわが国のみならず世界の歴史に永く刻まれます。
いま日本でも主要政党の一つの代表が核武装議論に言及するなど、不見識極まりない一部の残念な流れもあります。当事者の声が聞きづらくなる中、風化も急速に進んでいます。そのような中でのオバマ大統領の広島訪問は本当に価値の高いものです。
しかしオバマ大統領が言うように、これは「勇気を持って追及していかなければならないこと」であります。不戦、非核の思いを世界に伝えていく、これはオバマ大統領のみならずわが国の役割でもあります。
その意味では改めてわが国の立ち位置を国民全体で再確認できましたし、私も立法府の末席を担う者として、それを使命として参ります。
今回の広島訪問は岸田外務大臣の存在抜きにはあり得なかったと思います。岸田外務大臣はわが国に一つの歴史を紡ぎました。
この成果は3年半余りに渡る岸田外交の一つの集大成であろうと思います。
この思いを胸に、宏池会も前に進まなければなりません。
改めてその思いも強くしております。
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2016年05月26日

5月26日

朝5時前にホテルを出て、街を歩き、朝市など冷やかして、始発の新幹線で東京へ。
学生時代、弁論部のインカレの役員をしていたとき、全国遊説の道路使用許可を取るのに今はなき「北斗星」で訪れたのが初めての北海道でした。
それから23年、景色は変わりましたが、とびきり新鮮な海の幸は変わりません。
慌ただしく帰りますが、行ったことのない松前や瀬棚あたりもいつかゆっくり旅してみたいものです。

伊勢志摩サミットに伴い、新幹線もかなりの厳戒態勢。無事に終わることを祈ります。
安倍総理は早速オバマ大統領と会談し、うるま市の事件について抗議と厳正な対処を求めました。厳しい姿勢を示し、大統領からも深い哀悼の意が示されました。
政治的な影響は極めて大きい事件です。
しかしまずは沖縄に多くの基地負担をお願いしている現実の中で、沖縄以外の我々日本国民が、沖縄の痛みや思いを、自分が当事者であればどう考えるか。
私達一人ひとりが自らの感性に置き換えて考える、そこからであろうと思います。

先日宮崎にお越しになったデービッドアトキンソンさんと上京された崎田日南市長と文化庁、観光庁も交えた意見交換。
日南市の前向きな姿勢と職員の皆さんの意識の高さも改めて実感。今後の展開に期待。

県議会の大先輩である工藤悟宮崎県農業会議会長率いる、県内農業委員会の会長の皆さんがお越しになりました。
農業委員会改革の現状と課題を率直に伺います。
お声を聞きつつ、農地集約なども含め、円滑に進むよう、取り組んで参ります。

党本部で開催されたジビエ議連(石破茂会長)の試食会に。
臭いの処理が上手くいけば極めて美味なものばかり。屠殺方法の技術向上も進み、回を重ねるごとに進化があります。
県内でも県北を中心に取り組みが進んでいます。施設面など引き続き研究して参ります。

都道府県議会議員出身の自民党国会議員の会である登龍会総会。
議長になられて久しく聞けなかった"大島節"をたっぷりと。
都道府県議会議長副議長の方もお越しになり、宮崎からは 宮原 義久副議長が参加されました。
仲間意識の強い、暖かい会です。



posted by たけい俊輔 at 10:03 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする